前回のあらすじ
様々なことがあり,冬休みにうつ状態になる.
しかし,冬休み中に少し回復させる.
1月生理のせいで,またうつになりかけるが,卒業がかかっているので必死に耐える.
そんな中,友人や後輩から病院へ行って薬をもらうことを勧められる.
詳しくは,前回の記事を読んでね!
今回は春休みパートです.
学部最後の春休み
春休みにやることはたくさんあり,これまた休めない状況でした.
- 卒業研究発表会
- 学会発表準備
- 学会で発表
- 次の学会へ出す準備
ここまで読んでいる方にはわかっている方もいると思いますが,学会が終わると次の学会の準備を休み無くやっているんですよね.
こいつ体ぶっ壊したのに休む気ないんですよね.バカか?
私は確かに研究したくて編入したし,学会にも出したかったのだが,体を壊してまでやることではないです.これはマジ.
さて,春休みにはいり,卒業研究発表会をやる前日.
私は意を決して病院へ行きました.もちろん婦人科です.
とっても緊張したのですが,先生はとても優しくて安心しました.
私は先生に以下のことを伝えたと思います
- 生理前にお腹が痛くなる
- 生理前に胸が張って痛い
- 生理前に腰が痛い
- 生理前の気分の落ち込みがひどい
- 生理中もお腹が痛い
- 12月からは生理中も気分が落ち込んでいた
- 前から生理は重かったが,12月から特におかしい
いわゆる,月経前症候群(PMS)と月経困難症(生理痛)です.
先生には「生理中に気分が落ち込むのかぁ.普通は生理前におさまるけどなぁ」と言われました.まじかよ.
また,先生には「突然おかしくなったっていうけどストレスは?」と聞かれました.
ストレスの原因は一つしかありません.卒業研究です.
先生には「僕にはどうしようもできないな~笑」と言われました.そりゃそうだ.
月経前症候群と月経困難症
用語説明です.詳しくはこちら www.tsunoda-cl.com
私は,11月まではPMS,12月からはPMDDになっていたんじゃないかと思っています.たぶんですけど.
月経前症候群って月経前に苦しんでるの?!となる方もいると思いますが,そうなんです.
血が出る前から苦しいんですよ.ふざけんじゃねぇぞ.
でも本当に個人差があるので,こうじゃない方もいます.
私の場合ですが,
- 生理前に苦しむ
- 生理中苦しむ
- 気分が晴れやかになる
- 排卵痛に苦しむ
というのが1ヶ月のサイクルです.
突然排卵痛とかいうワードでてきましたね.
排卵痛とは,排卵日にお腹が痛くなったり,気持ち悪くなることです.
症状は月経困難症と似ています.原因は全く違うと思いますが.
生理開始を起点とすると,
- 生理:5~8日続く(もちろん腹が痛い)
- 気分が晴れやかになる
- 排卵日前後に体調不良:生理開始から14日後くらい(生理終わりから7日前後)
- 排卵日から5日前後で生理前期間→月経前症候群(ここですでに生理10日前くらい)
つまり,私は体調が悪い日が21日くらいあります.
1ヶ月のうち3週間くらい体調悪いのどうかしてるだろ.運悪すぎか?
もともと生理ひどかったのに,12月からはそれぞれの体調が悪くなったので,当然生きるのが厳しくなりました.
はじめての薬
そんなこんなで病院へ行き,お薬をもらいました.
ここで恥ずかしがってもしょうがないのでいいますが,お薬とはピルです.
ピルは避妊用のイメージがものすごいですが,月経困難症をやわらげるために使われることもあります.
治るというよりは,やわらげるです.
ホルモンバランスをどうにかしてどうにかする感じです.たぶん.
ここで,一応記載しますが,ピルには副作用があります.
ネタバレになりますが,私はピルがあっていたのかとても体調がよくなりました.でも副作用があります.
もし,これをみて飲もうと思った方がいたら(いないとは思いますが),ちゃんと病院へ行って検査とかしてくださいね~~
また,飲んですぐ体調最高!となるわけではなく,最初のほうは体調が悪いままです.
先生からも「すぐは無理だからね」とめちゃめちゃに言われました.
そうです.私は生理前,生理中の苦しみから開放されたくて病院へいきお薬をもらいましたが,次は薬による体調不良に苦しめられるのです.
病院後の春休み
2月
薬は次の生理が始まったら飲んでくださいと言われました.
このときたまたま生理が終わったあとだったので,すぐには飲みませんでした.
幸い,体調がいいときに卒業研究発表会があったので助かりました.
また,病院へ行ったというのも結構心強かったのか,楽になりました.
次に待ち受けるのは,全国大会の発表準備です.
このとき,生理が始まったので薬を飲み始めていました.
そんなに体調悪くないなあと最初は思っていたんですが,どんどん体調が悪くなっていきました.
発表練習がつらくなるほどに.吐き気があるので話すのがつらいのです.
全国大会がコロナの関係でリモートとなったり,世の中がてんやわんや担っている中,私は薬による体調不良にクソ苦しめられていました.
3月
全国大会は,苦しかったですが無事に終わりました.
学生奨励賞を頂きました.本当に嬉しかったです.
嬉しかったんですが,WiPのときみたいに喜ぶことが出来ない自分がいたのは事実です.悲しいですね.
北海道のみの緊急事態宣言が出ている中,私はまた一人で暮らすことが困難と感じ,帰省しました.
毎回思いますが,一人で暮らすことが困難だと感じるタイミングが長期休暇のタイミングなのは偶然なのかな?
私は,全国大会で疲れた体と心を癒やしながら,次の学会への申込み準備を行っていました.
この学会は申込みの際に1ページにまとめた概要を提出しなければならず,それを作成→修正を行っていました.
正直,体調が悪かったので厳しかったです.
でも,これは自分が望んだことだから…と言い聞かせて頑張っていました.
研究の進捗はでるしね.春休みもさぼらずに研究するきっかけになっていました.
そんなことをずっと考えているから体調悪くなるんだよな~~
そして,私は生きる糧にしてきた3/20を迎えます.
3月20日
そう.あつまれどうぶつの森発売日です.
私は,小学生だった頃に初めておいでよどうぶつの森をプレイし,そこからハマっていきました.
おい森,街森,とび森はプレイ済みです.
そんな私がずっと楽しみにしていたあつ森.
もちろんDL版を買い,あらかじめDLをすませ,0時待機していました.
友人と通話しながらあつ森を開始し,とても楽しかったです.
私は効率厨ですので,すべてのことを効率よくこなしていきたいと考えがちです.
なので,家のローンとか真っ先に払いましたね.楽しい.
私は,やっと自分が楽しみにしていたゲームと出会い,そしてハマります.
研究なんてしていませんでした.
進捗報告日があることも忘れ,ずっとゲームしていました.
ああ,やっと休めた.そう思えました.
あつ森に関しては語ると長くなるので,ここで終わります.
ちなみにこれは4月アプデ後の低木が導入されたあとの私の島です
4月
楽しくあつ森はプレイしているのですが,体調は悪いです.
私だけかもしれませんが,体調が悪いと体力を消費するので,体調が良くなると休みたくなるんですよね.
つまり,体調が悪いときも,体調が良いときも何もしません.なんだこいつ.
体調が悪いときには寝ていて,体調が良いときにはあつ森してました.
ということで,研究していませんでした.
このとき私は,研究したくないという気持ちがとても強かったです.
ゼミも休んでいました.休んでいたのは本当に体調が悪かったからんですけどね…
また,どんどん研究室メンバーとの間に距離を感じてしまい,どう接したらいいのかわからなくなりました.
まとめると,こんなことを日々感じ,考えていました.
- 体調が悪い
- 研究はしたくない
- そんな自分がクソだと思う
- 人間関係に悩み始める
- だいたい,なんで自分は薬を飲んでまで研究をしなければいけないのか?
です.
なぜこんなこと思っていたかというと,
- 春休み気分が抜けていなかった
- 3月の中旬まで研究に苦しんでいて,まだ2週間しか休んでいないのに!と思っていた
- 薬を飲んでいることの不安,周りとは違う感が怖かった
です,まぁ簡単に言うと,薬を飲んでいることに劣等感を感じていたんですね.
これを感じるとまあひどいものです.劣等感しか残らないのでね…
自分はなんで金を払って通院して,薬を毎日同じ時間に飲まないと日常生活を送れないんだろうと思っていました.
教員へ伝える勇気
ということですので,3月に申し込んだ学会へだす論文をまともに書いていませんでした.
書いてはいましたが,研究室内で決めた締切をガン無視していました.
みなさん,締め切りは守りましょうね~
そんな状態の私に教員がslackのDMで大丈夫かめちゃめちゃ聞いてきました.
研究で行き詰まっているなら,一人で抱え込まないでねとたくさん言われました.
先生ごめん.自分が不安なのは研究ではなく体調なんだ…
1月にやった個別面談で教員に「私は生理が重い」と遠回しにかつオブラートを包んで言っていました.
しかし,教員の立場的に,女子学生から生理の話を聞かされるのはどうなんだと思っていたり,セクハラ的なことも考えていると思うので,そんなに深くは聞いてきませんでした.当たり前です.
先生が,その話題を結構避けようとするので,私も話しにくい状態になっていました.
先生はすでにかなり気遣ってくれているし,これ以上女子学生の生理事情聞くのは嫌なんじゃないかと思っていたので,先生にピルを飲んでいるということを伝えるのはどうなんだろうと考えました.
最終的には,伝えないとだめだと思ったので伝えましたけどね.
ピルという名称を出すのはさすがになぁと思ったので,薬を服用中という感じで伝えました.
でも,体調が悪かったから病院へ行って,体調を良くする薬を飲んで体調が悪いって言わなきゃいけないのって,かなりヤバいですよね.
理解のない人だったらキレられそう.
でも,ウチの指導教員は理解はしてないけど受け入れてくれたので問題ありませんでした.
学会参加をキャンセルする勇気
上記のことを伝えた結果,論文を書けるのか?という問題になりました.
ちなみに,これは私が論文書くのがクソ遅かったという問題の他に,コロナ関係で学会がリモートになります→参加しない人いますか?の流れになっていたというのもあります.
学会がリモートになると,なぜか参加しない人は教えて下さいという流れになるんですよね.
つまり,私の体調がクソ悪いというのと,学会参加キャンセルのタイミングが重なったんですね.
私は自分がやると決めたことを取り消したくないタイプ,かつ周りの人間がやるなら自分もやらないとと思う人間でしたので,断るのがとても嫌でした.
嫌だったんですけど,最終的に同期が「体調悪いんだったらやめたほうがいい.(要約)」と言われたのでやめました.
今だから思いますが,やめてよかったです.本当にありがとう同期.
なぜやめてよかったのかというと,同期が大変そうだったからです.
私が体調を壊した原因である10月のような生活をしていたので,おそらく私もそのような生活をしていたと思います.
ですので,またストレスがすごくなって,ピルを飲んでいる意味がなくなるのではないかと思いました.地獄ですね.
休憩
体調不良を治すために体調不良になるということになりました.
大変ですね~
次はとうとう入学します.
ここまでの長文を呼んでくれた方がいたのならありがとうございました!