みおにっき

エンドレス学生の戯言

卒業.そして大学院へ.part.1

はじめに

おひさしぶりです.みおです. 卒業エントリ書こうと思っていたら忘れていました.
なぜ忘れたかというと,卒業式がなかったからです.
卒業した実感もなければ,入学した実感もありませんでした.(今はありますけど)
こんなことになるとは思っていなかったので大変です.
前回の記事から数ヶ月たったので,あの記事から今までを振り返ろうと思います.
編入生活2年目~大学院生活前半の振り返りスタートです!

注意書き

  • ありえないほど暗い話です
  • このパートだけで5000文字あります
    • partは3まであり,合計約14000字あります
  • これは自分がこのことを忘れないために,自分のために書いたものです.
    • 文章がクソでも許してください.
  • 生理のお話など,結構センシティブ(?)な話があります
  • 読みたくない人は,無理して読まないでください


編入生活2年目

簡単に言うと

  • 研究テーマの内容(背景とか)を決めるのに苦しむ
  • 研究計画の内容をまとめた文書(院試出願書類)を書くのに苦しむ
  • 7月に学科内で行う中間発表(大学公式のものではない)の準備で苦しむ
  • 大学院試を学内推薦で突破
  • 研究会WiPセッションへ提出する論文原稿を書くのに苦しむ
  • 同期に勧められたアルバイトを始める
  • 学内中間発表会を行う
  • 学会へ参加し,テンション爆あがり.アドカレ参加する

となっています.学会参加については,リンク先参照.
そう.11月下旬まで,私は研究のモチベましまし.今まで苦しんできてよかった!と思っていました.
ここがピークでした.12月になってから話は変わってきたのです.地獄でした.


地獄への入り口

まず12月上旬.私は学会から帰ってきたあとも休むまもなくいろいろしていました.

  • 情報処理学会 第82回全国大会へ参加するために申し込みをする
  • 卒業論文の構成を考える
  • 全国大会用の原稿を書こうと思い始める
  • 全国大会用の原稿と卒業論文を書くために研究の進捗を出す

そんな中,突然微熱が出始めました.
12月だったし,微熱でもインフルエンザの可能性がありました.
卒論を書かないといけないのに,みんなにうつしたら申し訳ないと思ったので,大学を休んで病院へ行きました.
このとき,インフルエンザの検査を受けましたが陰性.普通に風邪薬をもらって終わりました.
そして,風邪薬をのんで熱は下がりました.

しかし,薬を飲むのをやめた途端にまた微熱になりました.
普通に考えて怖い.確かに風邪の症状ゼロで微熱だからというだけで病院へいったけど,なんでまたぶり返しているのか?
たくさん考えた結果,たどり着いた答えが「自律神経失調症」でした.


自律神経失調症とは

自律神経失調症は、自律神経がストレスによって正常に機能しないことによって起こるさまざまな症状の総称です。

詳しくはこちら www.e-healthnet.mhlw.go.jp

ほぼこの症状でしたので,そう判断しました.
病院へは行っていないので,自己判断です.違ったかもしれませんが.
このときの私は毎日こんな感じでした.

もともと生理が重いタイプの人間だったので,自律神経が乱れているようなことは多々ありました.でも,生理前でも生理でもなんでもないときにこんな感じになるのは初めてでした.


なぜこうなったのか?

理由は簡単.こうなる直前に行っていた学会準備が原因です.
学会準備以外にも複数原因があって,自律神経失調症(仮)になったきっかけとなった出来事は別にあるのですが,根本的な原因は学会準備です.
「はじめに」で書いていた通り,私は論文原稿を書くのにしぬほど苦労していました.
研究の進捗を出しながら,論文原稿を執筆するのは,心も体も疲れてしまいました.
論文原稿は,書くと先輩たちや教員からレビューが返ってくるので修正しまくります.
どれも大変でしたが,失敗から学ぶことは多いので,たくさんのことを学べたと思います.
でも,たくさんのことを学べても,心と体は疲れていて,壊れる直前でした. 睡眠時間もやばかったし,情緒も不安定でした.
自分でも気づいていたんですが,無視していました.やはり無視してはいけない.
いったい何で気づいていたかというと,生理です.


自分の体調がすぐわかる生理

生理については知ってるだろということで割愛.知らん人はぐぐってください.
生理は体調が悪くなるものなのですが,個人差があります.
人それぞれ症状が違うので,私の症状がひどいから周りの女性もひどいということはありません.
デフォルトで体調が悪い生理から,体の調子がおかしいとわかるのは不思議と感じるかと思いますが,約10年も生理とともに過ごしているのでわかります.
ストレスがかかると一番顕著におかしくなるのが生理周期です.

生理周期についてはこちら www.elleair.jp

生理周期は25~38日におさまっていれば正常らしいです.
だいたいの人はこの日数におさまっています.また,おさまっているだけではなく,ほぼ同じような日数で次の生理が来ます.
もちろん2~3日ずれることもありますが,誤差です.
もちろん私もおさまっていたのですが,論文原稿を書いていたときの生理周期が35日でした. 私の生理周期はこれより短いものでしたので,生理が来なくて焦りました.
38日を超えたら病院へ行こうと思っていたのですが,超えなかったので「正常だからまだいいか」と思ってスルーしました.
確かに,病気なわけではなく,日数的には正常だったので問題なかったのですが,ここで私は「無理をしすぎていたんだな.休もう」と思わなかったことが問題でした.
その結果,自律神経失調症(仮)となり,脳が「お前はやく休めよ」と信号だしまっくてきたのでした.
でも,私には卒業がかかっていたので,ペースは落としましたが,微熱がでながらも研究を続けていました.


地獄

そんなこんなで研究を続けていたりしていたら12月下旬になりました.
学生なので冬休みがあります.やったね!
私は,自律神経失調症(仮)になったこともあり,一人で暮らすことが怖くなったため,実家へ即帰省しました.
実家へ帰省したら,家事もしなくていいし,ご飯も勝手に出てくるからね!
そんな気持ちで帰省したら,真逆のことがおこりました.

普通に,うつのような状態になりました

原因は前述のとおりですが,様々な要因が重なっていたと思います.

  • 生理になっていたため,気分がもともと落ち込みやすい期間だった
  • クリスマス近い=冬至が近かったため日が短い(暗い時間が多い)
  • 実家に帰るまであまり休んでいなかったので,まだ疲れていた
  • 実家に帰ることで緊張感がなくなり,研究意欲がぷっつりきれた

ネガティブ思考になり,情緒不安定になることは毎度のことだったので気にしていないのですが,これは今まで生きていた中で経験したことがない状態でした.

なにもしたくない.PCを開くのが怖い.スマホを見るのが怖い.通知音も怖い.通知も怖い.

あの期間は完全にしんでいました.生理時特有のやばい睡魔もいつもよりひどく,日常生活ができないほどの眠気でした.
この期間は,ご飯を食べることと,トイレへ行くこと以外は寝ていました.
前回の記事であんなに明るく,とても楽しそうに生きていたやつが,1ヶ月で世界のすべてが怖くなり,ほぼ死人になってしまった.
ストレスとか,疲れって怖いですね.
当然ながら,PCを開くのが怖かったので,卒論は真っ白.全国大会の原稿も修正せずに放置.
スマホを開くのが怖かったので,Slackで近況報告もしなかった.
本当に迷惑かけました.ごめんなさい.
自分でも初めての経験でどうすればいいかわからず,親にも相談できませんでした.


生還

これはネタバレですが,今こうしてブログを書いているので,生還しています.
生還するまでに3ステップふみました.

  1. 全国大会原稿の修正締め切りを無視して札幌へ遊びに行く
  2. 毎年恒例旭川
  3. 指導教員との面談


札幌へGO

全国大会用原稿の修正締め切りだったのですが,完全無視しました.
自分の精神状態を元に戻すのが最優先だと考えたためです.
このときには生理は終わっており,このままだといけない.でもどうしたら元の自分に戻れるの?と考えていました.
そんなときにタイミングよくやってきたのが,高専同期忘年会です. この日,修正版の原稿をださなかった自分に同期がLINEしてくれましたが,体調が悪いと嘘(嘘ではない)のLINEを送りました.ごめんね…

高専同期プチ飲み会は,卒業した年からなんとなくやっているもので,そのとき都合がいい10人前後の友人たちと飲み会→カラオケ→ラウワンが定番化していました.
私は,この時間がとても大好きでした.大学ももちろん楽しいんですけど,やっぱり5年間一緒にいた友人たちと話しているときが一番居心地がいいです.
この大好きな時間がタイミングよくやってきたのです.実家に引きこもっているだけでは解決しないと思って,意を決して札幌へ遊びに行きました.
修正版の原稿を出さずに遊んでいたのは罪悪感がありましたが,ほぼうつ状態だった私にはとてもいい気分転換となり,少し元気が出ました.
こんな状態だったのは同期たちに言わずに遊んでいたけれど,みんなありがとう.また集まれるようになったら集まろうね!


療養先の旭川

私は正直に言うと実家より旭川にある親戚のおうちのほうが好きです.
旭川へいくと大好きな従姉がいることもありますが,普通に好きなのです.
親戚みんなが集まってわいわいするのがとても好きでした.
人と会うことがいいと察した自分は,旭川へ行ってどうにか更生しようとしました.
旭川へ行って,従姉と従兄と意味わからずに飲んでいました.
そんなとき,従兄が

この家系はみんなクズ!!!!!!!!!!!!!!
Are you クズ? I'm クズ!!!!
イェーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!

と叫び始めました.意味がわからないですね.
まじで意味わからなかったし,酔っ払っていたので大爆笑でしたけど,なんか気持ちがすっきりしました.
私の従兄は酔っ払うと迷言を必ず残すのですが,これはトップ3に入る迷言です.
無事に少し元気になり,少しだけ全国大会の原稿を修正したと思います.
従姉が近くにいるということもあり,監視してもらいました.


指導教員との個別面談

冬休みに音信不通になったんだから当たり前です.やるに決まってる.
このときは大学登校スイッチが入っていたので,うつからはほぼ生還していました.
指導教員の目の前で大号泣しながら個別面談をして,少しすっきりしたこともあり,全国大会の原稿を無事に提出することができました.
ご心配をおかけしました.


その後(~1月末)

こんな感じで無事に生還し,真っ白な卒業論文の執筆に取り掛かりました.
学会に出していたこともあり,そんなに苦労せずに埋めることはできました.
もちろん,レビュー地獄でしたが(笑)
しかし,忘れてはならないのが生理.生理は特別なものではなく,1ヶ月に1回一緒に過ごさなければいけません.
1月生理も12月よりは軽かったですが,それはそれは重いもので,12月の自分に戻ってしまうのではないかとビクビクしていました.

このときの素敵エピソードとして,医務室の方がすごく優しかったのを覚えています. たまたま鎮痛剤を忘れてしまい,生理痛に耐えられなくなって初めて医務室へ行きました.
私の生理は重く,生理痛でうずくまるのはデフォでした.
ですので,鎮痛剤がないと生活するのが大変なのです.なのに忘れた.バカか?
そして,医務室の雰囲気もわからないまま医務室へ行き,鎮痛剤くださいとお願いしたんです.
医務室の先生は女性だったので,「生理痛がひどいので」とすんなり言えました.
すると,医務室の先生が「生理つらいよね.寒いもんね!カイロ持っていきなよ」 と言ってくださりました.
このとき,初めて「こんな身近な人に共感してもらえるだけで気持ちが楽になるんだ」と思いました.
教員(言い忘れていましたが男性です)と個別面談をしても,やはり生理のことは相談しにくい状況が続いていたし,研究室は先輩も同期も男性しかいませんでした.
さらに,女子の友人はほぼいないという状況だったので,これだけで嬉しくなりました.
周りに生理のことを相談できないって結構厳しいんですよね. 重い人からすると.
このあと,カイロをお腹に貼って卒論書きました.

そんな感じで,生還してからもややつらい日々をすごしていたら,友人や後輩から病院いって薬もらえば?とおすすめされました.
私は,このままでは行けないと思い,卒業研究発表会の前日に意を決して婦人科へ行くのでした…


休憩

勢い余って5000文字も書いてしまいました.
長いのでここでいったん切ります.
無事に生還はしましたが,このあとはまた別の問題がおそってきて大変でした.
ここまでクソ長くて,クソ暗い振り返りを読んでくれた方がいたのでしたら,ありがとうございました!

結論:無理をしてはいけない

次回へ振り返りは続きます.

進学するなら学会へ行こう!

※この記事は 苫小牧高専アドベントカレンダー2019 1日目の記事です。

ポケモンやってたらアドカレ投稿忘れそうになった

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うちの子かわいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

はじめに

はじめまして.2017年度に情報工学科を卒業したみおです.
北海道にある,とても未来的な大学に編入学しました.
また,無事に大学院への進学が決定しました.がんばります.
編入を考えている方向けですが,昨年度の編入生活については,昨年度のKosen13'sアドカレに書きましたのでぜひ~
ちなみに,教務委員長である弊研究室のボスに,編入生の初動について聞かれたので,ほぼ愚痴のように文句言いまくったら,いろいろなことが改善されました.なので昨年度の生活はほぼ参考にならないです.

さらに,私が在学している大学の特徴的な科目についてのお話を昨年度の苫小牧高専アドカレに書いてます.チーム開発とかに興味があって,進学悩んでいる方は参考しにしてみてください~

一応,簡単に今年の編入生活を振り返ると

  • 研究テーマの内容(背景とか)を決めるのに苦しむ
  • 研究計画の内容をまとめた文書(院試出願書類)を書くのに苦しむ
  • 7月に学科内で行う中間発表(大学公式のものではない)の準備で苦しむ
  • 大学院試を学内推薦で突破
  • 研究会WiPセッションへ提出する論文原稿を書くのに苦しむ(今年度で一番やばかった)

が,現在までの振り返りです.苦しんでしかいねぇ.苦しんでたけれど,ちゃんと生きてます.研究ってこんなものだよね.
これから卒論と戦います.

進学するなら学会へ行こう!!!!!

進学するなら,テーマが一緒かは別として,まだ研究を続けることになります.
大学で卒業研究をもう一回することになるか,専攻科で研究を続けるかです.
研究は高専本科5年でもやるし,今は4年でプレ卒研なるものがカリキュラムにあるらしいですが,高専5年ではあまり学会へ行く機会がない(時間もない)ので,参考になるかは微妙です………
でも進学したら,いやでも1回は学会にいくとは思います(編入して学部4年で就職なら話が変わりますが).
これから学会行く人もたくさんいると思うので,今回は学会いいよ!!!と言いまくる記事です.

自分の対外発表状況について

このタイトルで書くのに本人が発表してなかったら笑えるので,現在までの発表状況をメモっておきます.(少ない)
参加当時のリンクだけだと意味わからんので,今年度のも載せておきますね.

Japan AT フォーラム 2017 in 函館
国際会議2nd STI-Gigaku 2017
第93回MBL・第79回ITS合同研究会 WiPセッション

最初の2つは高専本科5年のときに,指導教員に言われるがまま出したやつです.
正直,このときはクソ高専生やってたので,得られるものが少なかったですね…(何も得られなかったわけではない.たくさんコメント頂きました.楽しかったです)
やっぱ消極的なのはだめ……
WiPセッションは11月20日で,めちゃくちゃ直近でした.超楽しかったです.

何で勧めるの?

せっかく研究してるなら,それを学内発表だけで終わらせるのはもったいないなぁといろいろ感じたからです.
学内発表は基本的には2回(中間発表と最終発表)あるんですが,それでもらえるコメント数はめちゃ少ないので…
あと,これは大学来てから思ったんですが,やっぱ積極的に動いたほうが得られるものが大きい…(当たり前)
積極的に動いたほうがいいのは,研究以外でも当てはまるんですけどね………(ため息)

アドカレ参加者みたら若い(?)現役生だらけだったので,卒研したり,進学考えてたりする人がいたらなんかこんなのあったな~くらいに思ってくれれば良さです.

行ってよかったこと

たくさんの方からコメントをもらうことができ,これから研究どうしていけばいいのかな?というのがわかります.
高専本科時代に行ったのはポスターセッション,WiPセッションはスライド発表だったのですが,どちらでもコメントをもらえます.
体感的にはポスターのほうがコメント(雑談含む)が多い気がします.
スライド発表は質疑時間に依存します.懇親会等で話せることができればもっともらえます.
私が参加したWiPセッションはかなり特殊で,スライド発表した日に泊まり込みで,夜にお酒を飲みながら研究について議論しまくる時間がありました.それがめちゃくちゃ濃かった.

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テーブルにどんどん酒が追加される

私が参加したWiPセッションのように,議論をする時間を設けられるセッションは珍しいと思いますが,このように泊まり込みでなくても,学外の先生からコメントを頂き,発表後に議論するというのは,とても今後につながるなぁと思いました.
研究会に参加している教員の方たちなので,自分たちが考えていなかった部分を考えていたり,自分たちでは思いつかないことを思いついていたりします.
それを聞けるというのは本当にありがたいことですし,学外発表と学内発表では,発表の位置づけが違う気がするので,卒業するために楽に研究したいと思っている方以外は,学外の方からの意見をもらったほうが面白い研究ができると思います.
学内発表(中間発表,最終発表)でも,もちろんそのようなコメントをもらうことができますが,同じ分野で研究している教員の方が少ない場合があります.同じ分野の方とたくさんお話できる機会があるのも学会の魅力です.
進学しようとしているなら,きっと研究が嫌いではない方だと思うので,ぜひ学外発表してください!
もし編入するならの話ですが,わざわざ高専から進学してきて,たくさんの金を大学に払い,高専のときより自由時間が多いのに,学内だけで発表終えるのはもったいないかな~と思います.

大変だったこと

計画はできるけど行動ができないで有名の私ですが,論文原稿やポスター作成にめちゃくちゃ苦労しました.
高専5年の発表はA1のポスター(日本語版と英語版),WiPセッションは論文原稿6ページと発表資料(8分)を作成しました.
ポスター作成は,高専5年最後の夏休みを全て潰し,友人たちとUSJ行く予定だったのをキャンセルしてしまいました.それだけはちょっと悔やんでる.
WiPセッション用論文原稿は,あまり研究の内容が固まっていないときに原稿を書き始めたので地獄でした.すべて自分が悪い.
私は,ポスター作成のセンスがないのでポスター作るのに苦労したし,英語が苦手なので国際会議用のポスター作るのに苦労したし,研究の内容を固めることができていなかったので論文原稿執筆に苦労しましたが,そうじゃない人たちは私ほど苦労しないので安心してください.
一夜漬けになれてしまっている高専生は気をつけような!!22歳になると徹夜はきついぞ!!!
ちなみに,高専5年次もWiPセッション発表も,学内の中間発表準備期間と被りまくっていましたが,学会用に資料を作成しているのを流用するので被っていても苦労はしませんし,むしろ楽です.(学会前でバタバタはしますが)

おわりに

学会にいくとご飯がうまい.

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ぶりかま

ATフォーラムは函館開催だったのでカニ味噌グラタン.
STI-Gigakuは長岡(新潟)なので新潟のおいしいおつまみと日本酒.
MBL・ITS研究会およびWiPセッションはホテルを大阪だったので,お好み焼き.
上の写真は,研究会おつかれ打ち上げで大阪のおいしいお店で食べました.
地元開催でなければおいしいご飯が食べれます.最高!!!!!!!!!!
お店の予約をしてくれた同期,ありがとう.感謝.

明日の担当はチーズケーキくんです.
アウトプットは大事だよ!という記事でした.私はアウトプットあまりしてないので心に刺さりました.続けて読んでみてくださいね!

さいごに,現役生のみなさん,中間試験おつかれさまでした!
私の大学はどうなるか知りませんが,苫小牧高専生のみなさんは来年ボランティア頑張ってくださいね!!!!!!!!!

編入生活日記 -1年目-

 

※この記事は Kosen13'sアドベントカレンダー2018 14日目の記事です

 

はじめに

この界隈では初めまして.

2013年に苫小牧高専に入学し,今年函館にある未来的な大学に編入したみおと申します.

昨日のやんちょふくん,16日目担当のカスカスくんと同じ大学に編入しています.

編入してから8ヶ月.そろそろ振り返ってもいいでしょということで,編入してからを振り返ろうと思います.

本当は今いる大学のアドベントカレンダーに参加して,この内容を書こうと思ったんですが,注意事項に「大学のイメージを損なう内容はやめましょう」と書いてあったので断念.たぶんこれは大学のイメージを損なうと思ったので自重.

しかし,これは紛れもなく自分が体験してきたことなのだと思ったので,このアドカレに参加して書くという(たぶんよくないんだと思うけど知らん)

たぶんそんなに損なわないと信じてる.

ちなみに,編入前は特になにもしていないのでスルー.

 

 

編入生活まとめ

月ごとに語っていきます.

 

4月

入学式に行くも編入オリエンテーションがなく,放り出される

なんでや.入学式後に新1年生と院生はオリエンテーションあるのに,なんで編入生は放り出されるんだ.ひどい.

初対面の編入生たちと食堂で悲しくご飯食べました.そんなにおいしくなかった.

(こんなこと言ってるけど,現在も食堂利用者.この日がまじでおいしくなかっただけで,今はおいしく食べてます.)

 

時間割がわからない

新入生オリエンテーションが授業と重なってたらオリエンテーション優先しろと言われましたが.授業何あるのかわからない.

なぜなら時間割を配布されていないから!!!

つまり,オリエンテーションと重なっていない時間に授業があるのかもわからない.

 

先生のメアドがわからない

先輩のおかげで時間割を入手した.見てみると見事に授業と重なっていた.

先輩曰く「先生にメール出しておいたほうがいいよ~」とのことだったので,メールを出そうとした.が,メアドがわからなかった.

先輩に助けを求めたところ,「学生便覧に書いてあるよ」と言われましたが,学生便覧をもらっていないのでわからない.

先輩に学生便覧の写真をもらい,無事に出すことができました.

まぁ,大学ドメインのメールアドレスはもっていなかったんですけどね

 

初日から同じ内容のオリエンテーションを2回聞く

1年生オリエンテーションと3年生オリエンテーションにいきました.

片方絶対行かなくてよかった.内容ほぼ一緒.

 

編入オリエンテーション(入学4日後)で同期が留年を宣告される

詳しくは16日目でカスカスくん(当事者)が話してくれます.

話してくれました!

kasa8gasa2rs6.hatenablog.com

この大学のデザインに編入すると留年する.一つ学べたね!

私は無事に認定単位上限77単位中76単位を認定され,大学生活のスタートです.少ないけどな.

 

前期選択科目をすべて履修登録する

先ほども書いたように,認定されたのは76単位.授業ほぼ取らないと4年生で行う卒業研究どころではなくなります.

なので,めっちゃ授業とった.月曜以外1限登校してた!今考えるとすごいわ~.

幸いなことに(?),課題は高専生活で出されていたもののほうが100倍しんどかったので,課題はパパっと終わらせることができました.高専でやったこともあったし.

 

研究室紹介

編入前にどんな研究室がいいかな~って調べていましたが,やっぱりサイトで見るのと聞くのでは違うだろうな~と思って期待していた.

研究内容を紹介していたのは確かだが,なぜか「飲み会あります!」「バーベキューとかしてるよ!」「夏はこんなところに遊びに行くよ!」など,研究に関係ないことを言うことが多かった.

確かに仲いいです!は大事なポイントではあるけれど,研究内容を聞きたかったんだなぁ.

 

 

5月

プロジェクト配属

本大学特有の教科であるプロジェクト学習という名の全3年生必修科目.

これは5月から12月までで,問題をみつけ,それを自分たちのチーム(プロジェクト)で解決をする,いわばプレ卒研みたいなものです.

5月に無事第1希望のプロジェクトに配属されました.

プロジェクトに参加してみての感想などはこちらの記事に書いたので,気が向いたら読んでみてください.

 

enPiT参加を決める

enPiTについて詳しく知りたい人は公式サイトでも読んでください.

私は4つの分野の中のByzSysD分野に参加しています.

参加理由は「高専ではできなかったことっぽかったから」「自分が学びたい分野だと思ったから」です.

そういえば言っていなかったですが,この大学に編入した理由は

  • もっと上流工程について学びたい
  • デザインコースにはいかなくていいけど,少しデザインについて学びたい
  • 高専5年の時点で就職しても何も役に立たない気がした
  • クソみたいな自分を変えたい

と思ったからです.

なので,enPiTのByzSysD分野は自分が学びたいものだと思ったのです.

あとは,こういうのに今まで参加してこなかったので参加する勇気だしてみよう!と思いました.

 

プロジェクトキックオフ飲み会

大学入学後初めての飲み会.みんな飲むスピードはやくてびびった.

大学のノリには一生ついていけないと思った.

 

 

6月

学内インターンに応募するが成績がわからない

編入生活2ヶ月目で少し疲れてしまったので,学内応募にしました.

正直単位くれればどこでもいい.

セミナーのときに事務の人が「インターンはかぶったら成績順に取っていきます」といっていたんですが,自分は成績がいいのか悪いのかわかりませんでした.

認定された単位はAとかBとかではなく,"N"となっているためです.

事務の人に「編入生なんですが,私って成績存在しますか?」と質問しにいきましたが,なかなかのパワーワード

「"N"となっているだけで,その中に成績は存在しますよ」と言われたが,中身は教えてくれなかったのでよくわからなかった.

 

 

7月

プロジェクト中間発表会

中間発表でした.自分のシフトのときにとある教員がきてボコ殴りにされました.

心折れた.

正直やめたくなった.最後はアドバイスくれたからまだよかったけど.

 

テスト

定期テストです.3年生の科目は中間テストがなかったため,一発勝負です.

持ち込み可のテストが多かったためわりと楽でした.

持ち込み可ってすごいよね,それなら電卓も持ち込み可にしてくれよ.

 

進路面談

進路面談しました.しかし担当教員が中間発表でボコボコにしてきた教員.

あまり行きたくはありませんでした.

面談中に自分が配属されているプロジェクトのことをdisってきて気分が悪かったです.

 

 

8月

高専に遊びに行く

このころ編入生活に疲れ果てていた私は高専に遊びに行くことを決意.

急いで帰省しました.

高専に行くと何も変わっていなくて,すごく懐かしく感じました.

後輩たちにも会えて,先生たちとたくさんお話できました.

3時間くらい先生と話しちゃった.それくらい懐かしくて居心地よくて幸せでした.

5年間ずっと通った学校.5年間って短く感じていたけれど,長かったんだと思う.

 

お盆開催集中講義

いつもなら親戚の家でだらだらしているんだけど,授業を受けに一時帰宅.

ちなみにこの一時帰宅の時,実家に家の鍵を忘れてしまい,電車の中で絶望していた.

オーナーはお盆+日曜だったため電話が繋がらず,アパマンショップに電話かけてもどうにもならなかった.泣きながら親にメールした.

わざわざ親が鍵を運びにきてくれました.まじで助かった…野宿しようか本気で考えた.

そして講義はめちゃくちゃ大変だった.こんなに大変なのかよというくらいには.

でも自分たちの納得いくものはできたと思う.メンバーになってくれた人ありがとう.

 

高専同期飲み会

卒業式後に遊んでから会っていなかった同期達との飲み会.

幸せだった.ずっと一緒にいたいと思った.

去年まで一緒だったのにって思った.疲れていたのでみんなに会えてよかった.

ボルダリングにいったんだけど,あれたぶんハマりますね.

かなり楽しかった.

 

インターンシップ

札幌のインターンいきました.

とてもいい会社でした.みなさん優しくて,いい雰囲気の会社でした.

インターンシップの内容にも満足でした.

Design Sprintを体験したんですが,あれ頭死ぬほど疲れますね.びっくりしました.

1年ぶりくらいにPHPを書いたんですが,高専の時に書いたクソコードよりはましなコードが書けたと思います.

 

 

 

9月

地震で病んだ

先ほどの自己紹介で言った通り,私は苫小牧高専出身です.

実家も苫小牧です.つまり胆振東部地震の被害にあいました.実家にいたので.

家が崩れるとかいう被害はありませんでしたが,ものすごい頻度でくる余震のせいで何もかもが怖くなり病みました.

あとは身近に北電関係者がいたため,北電について語っているニュースを見るのもストレスでした.

このせいで夏休みは精神回復にすべてを注ぐことになったのです.

 

ソシャゲしまくった

病んだのでイベント走った.

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なおQPはほぼなくなった

 

10月

高専祭にいった

高専祭があったので帰省.遊びに行きました.8月もいったけど.

このときプロジェクトに疲れていて,もうどうすればいいかわかりませんでした.

でも後輩たちは活き活きとしていて,8月に会えなかった先生とも会えました.

また頑張ろうって思いました.だって自分が行きたいって思った大学だから.

専攻科を選ばなかったのは自分なのだから.

夜は後輩と先輩と同期で焼き肉いって,そのあとカラオケいきました.

疲れぶっとびました.ストレス発散した.

 

応用情報技術者試験を受けた

雑魚なのでまだ持ってません.

勉強しようと思ったんですが,プロジェクトで疲れてしまいろくに勉強できずに試験.

自己採点では落ちているので,春また受けます.

 

研究室訪問した

第1希望と第2希望の研究室の教員のところへ面談しに行った.

プロジェクト担当教員なので話しやすかった.

研究とは関係ないことを話したりしてしまった.

第1希望の教員に「今面談予約15人くらいいるんだけどどうすればいい?(誰とればいい?)」と言われて,咄嗟に「自分を取ってくれればあとは誰でもいいです」と言ったのは,自分でもすげーこと言ってしまったと思っている.

 

 

11月

2年次必修科目のレポートを書く

編入生あるある「下の学年の科目を受ける」

この科目,やってることは難しくないし,レポート自体もはっきりいって高専時代のほうが苦痛だったのですが,高専時代に書いてきたレポートと書き方が違うので,書いているとストレス溜まってくる.

一番腹立つルールが「箇条書きはダメ」.なんで?!?!?!?!?!

すべてを文章で書かされる地獄.読みにくくてイライラします.

あと「表は縦罫線書いてはダメ」とか「行間は2行設定にする」とかすごく腹立ってきます.あと「考察に展望を書く」とか.いや考察じゃねぇだろ書く場所は.

また.ピアレビューという学生同士でレポートをレビューする会があるのですが,「レポートはピリオドより句点のほうが良いと思います」というコメント書かれて,レビューするのはそこじゃねぇだろ!!!!!!!って思ってました.

 

大学院ガイダンスを聞く

大学院ガイダンスを聞きに言ったはずなのに,人生ガイダンスを聞かされる.

まぁそれだけじゃなくて,ちゃんと大学院のガイダンスもしてくれて,最後に「編入生は単位がAの数を事務に聞いてください」と言われる.

ガイダンス終了後に事務の人に聞きに行ったら「来週までに何とかします」と言われたのでとりあえず待つことにした.

ちなみになぜか事務の人に名前覚えられていた.

 

 自分の成績を知る

編入してから7ヶ月!ついに自分の成績を知ることができました!!!

なんとAの科目数は27.5科目!

……ん?!

27.5科目?!?!?

科目数って小数なんですか?!?!?!?!?

正直びびった.事務の人にもう一回聞いた.

小数の理由はわかりました.ここでは面倒なので説明しない.

後日談として,このことを編入生LINEで話したらやんちょふくんに「え?事務が数えてくれたの?自分の時は数えてくれなかったんだけど…」と言われて大笑い(笑えない)

やんちょふくんは「やり方教えるから自分で数えてね~」と言われたらしいです.

6月に聞いたら自分で数えることになっていたらしいです.たぶん担当者が違うんだろうけど,担当者で学生への対応を変えるのやめたほうがいいです.

 

編入生飲み会した

編入の先輩と同期たちで飲み会.

高専生って,どの高専でも高専生ですよね(伝われ)

高専!!!!!!って感じで楽しかったです.

先輩が,「大学きても,高専生って高専生のままだよね」って言っていたんですが,めちゃくちゃ同意.

自分はまだ気持ち的に高専生.大学生の皮をかぶっている.

はやく大学生になりたい(?)

 

外部機関の方が大学を評価しに来た

高専でいうJから始まるアレみたいな感じなんだろうけど,全然違います.

大学をより良いものにしようということで評価しに来て,さらに学生と対面で会議みたいなことをする時間もあります.

私はなぜか入学して来てからそんなに経っていないのにコース長から推薦されたらしいので会議に参加して来ました.

緊張感があってピリピリするのかなぁと思っていたら,全然そんなことはなく,喋りたいことをたくさん喋らせてくれました.

その会議には大学関係者はいなく,本当に外部機関の方と学生しかいなかったので,学生は思っていることをひたすら言っていました.

外部機関の方たちは,学生が思っていることをまとめて大学に伝えてくれるそうです.

最初はだるいな〜と思いながら言ったんですが,とても楽しかったです.

  

12月

プロジェクト最終発表会

12/7に最終発表会を行いました.雪が積もってびっくりした日でもある.

無事に終わってくれてよかったです.

まだプロジェクトは終わっていませんが,精神回復に務めたいと思います.

 

研究室仮配属決定

無事に第1希望の研究室に配属されました!

研究室同期はプロジェクト学習で同じプロジェクトに配属された人たちしかいなかったので,人間関係も安心!!

楽しい研究室生活が始まりそうです.わくわく.

 

Fate/Grand Order クリスマスイベント2018が忙しい

12月少ないからもう少し書こうかなと思ったけど,もう書くネタなくなった.

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この喜び,伝われ~

 

最後に

最後らへんネタが尽きてきたので趣味に走ってしまいました.

もっと何かあったはずなんだけど,思い出せるのはこれくらいですかね〜

結構ぼろくそに書いてしまっていますが,大学自体は楽しいですよ!

自分が学びたいことが実際授業で学べているので,楽しいです.

 

それにしても1年って早いですよね〜もう4年生になってしまうなんて…

もう少し学生気分を味わっていたいです.

来年も生き延びるぞ~!!!

PBLでエモくなった話

 

※この記事は苫小牧高専アドベントカレンダー2018 9日目の記事です.

 

Pokémon Busy Life

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めちゃくちゃかわいいサイコーすぎる

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旅パレベル上げのためにクサイハナコンボした

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ハクリューが欲しくてドククラゲコンボしてた



はじめに

はじめまして.昨年度情報工学科を卒業したOG,みおです.OGになっちゃいました.

昨年厳しい(?)編入試験を乗り越え,無事編入学をし,現在疲れています.

疲れたので最近カントー地方を旅しています.ポケモンを捕まえるために左腕を振るので腕が疲れます.年ですね〜.

21歳が両手にJoy-Con持ってテレビに向かってブンブン振っている姿はとても滑稽.

フリーザー捕まえてヨッッシャーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!って言ってるので今実質小学生です.ポケモンって幼少期の気持ちになれるので楽しいですよね!みんなもスマブラやらないでカントー冒険しよう!

さてさて今回は編入してからの大学生活の9割を占めていたであろうPBL(Pokémon Busy Life ではない)について書いていこうと思います.

先輩であるポメさんが去年今年編入生活について書いてくれているので今回は話しません.別の機会に書きます.

 

めちゃくちゃ長くなったので,だるい人は「PBLに参加してみて」と「エモくなった思い出」が本題なのでそこだけどうぞ〜

 

 

 

 

 

PBLとは

PBLとは,Project Based Learning の頭文字をとったもので,日本語でいうと課題解決型学習です.

課題解決型学習(PBL)|大学ポートレート(私学版) によると,

学習者が問題を発見し、その問題を解決するために様々な努力をする過程で、経験や知識を得ていくという学習方法

らしいです.だいたいそんな感じ.共同研究者が大量にいる卒研みたいな感じです.

私が編入学した大学は,このPBLが推しです.めちゃめちゃ推してます.

新カリになったからわからないけど,少なくとも自分がいたときの高専カリキュラムではできなかった体験をしています.

 

 

 

 

 

編入学した先のPBL

まず自分の大学のPBLについてざっくりと.

自分の大学は,プロジェクト学習という名の3年次全コース必修科目としてPBLをやります.

4月に教員が「こんなプロジェクトやるからこいよ!!!」とプレゼンをします.

プレゼン後からある一定期間内で,行きたいプロジェクトの担当教員と面談をしまくり,自己アピールをしまくります.

そして5月に配属されます.PBLは5月からスタートし,12月で最終発表会をして,1月に最終報告書を提出したら終わりです.活動期間は7ヶ月!う〜ん短い!!

1つ謎なのがあって,この大学,PBLに使えそうな知識をなぜか3年後期の授業でやる.

それ,2年生のときにやっていればもっとPBLスムーズに進むし,授業でやったことを実践できるいい機会ですよね?!?!(先生の都合もあることはわかるけど…)

これらの授業を受けていると,自分たちが頑張ってきた前期の活動を後悔することが多くなってくるので結構つらい気持ちになります.

自分が配属されたプロジェクト

参加してみて〜を書くために自分の配属先の説明を少しだけ.

ざっくりいうとアプリ開発をします.また,そのアプリでどう金を稼ぐのか?というビジネスモデルも考えます.

配属プロジェクト最大の特徴として,他の地域にある大学と合同のプロジェクトとなっているため,プロジェクトとしては規模が大きいことがあげられます.なのでメンバーは40人弱います.

現在プロジェクト内でアプリを3つ開発していて,プロジェクト内に3つグループがある状況なのですが,私はそのうち1つのグループのリーダーをやっています.

プロジェクト全体のリーダーではなく,プロジェクト内にあるグループのリーダーです.プロジェクトリーダーの苦悩については邪悪な友人が書いています

しかし,最初は自分の大学メンバーと他大学メンバーとのモチベの差が激しすぎる.

モチベの差なのか何なのかよくわからないけど,まじで何も反応してくれない.

一番困ったのが,slackのメッセージレスポンスが遅いこと.自分はレスポンスが遅い人ほど嫌いなので,キレた.(たぶんよくわからねー女キレててうざいと思われていた)

同じ大学のメンバーに「ヤンキー」と言われました.

PBL参加してみて

ここから本題.PBL参加した感想みたいなのを書いていきたいと思います. 

 

自分の能力の無さを実感して頑張ろうって思える

能力ある人は「自分天才じゃん!!!!」って思えると思います.

私はクソ人間なので自分の能力がないことを実感しました.何の能力がなかったのか少しだけ話します.

• 圧倒的マネジメント力不足

グループ全体をマネジメントするのは難しい.

グループメンバーの中で自分と同じ大学のメンバーは自分を除いて2人,残りの約10人は他大学のメンバーでした.なのでグループの半分以上顔を合わせないし,どんな時間割なのか,どんな課題が出てしまうのかとか把握が難しいからタスクをどれだけ振っていいのかよくわからない.さらに上からくるタスクがどれだけ重いのか,今検討しないといけないものがどれだけやばいのかを加味しながら考えなければいけない.あと今後のことも考えてスケジューリングもしないといけないからきつい.

 

• 圧倒的ファシリテーションスキル不足

ファシリテーションスキルは会議とかを進行させる力みたいなやつです.

驚くほどに会議を進行させるのが下手.すごい下手.何も進行できない.

さらにSkype会議だとさらに難易度アップ.どうやって意見言ってもらうのが一番ストレスかからないのかたくさん考えたけど,それを考えてる時間がストレスだった.

最終的に「意見いいにくい環境なのも悪いけど,意見を言わないのも悪いのでは?(自分もそうだし!)」と開き直った(クソ)

でもファシリテーションスキルがある先輩たちと会議をするとすごい会議がスムーズなんですよね.本当にかっこいいし尊敬する.そんな先輩たちをみて一回死ぬほど落ち込んでリーダーやめたいなぁって思ったけど,今は立ち直ってます.

 

動くものができる(アプリ開発プロジェクト特有)

いや自分は開発していないんですけど.

でもみんなが頑張って作ったものが動いてるの見るの楽しいんですよね.

特にiOSチームがUIめちゃめちゃ頑張ってて,すごいわくわくしました.

でももっと良いもの作りたかったし,もっと機能的に凝ったもの作りたかったけど時間がない.それだけが悔やまれる…

これ考え始めると「自分のマネジメント力が〜」とか考え始めてさよならなのでやめましょう.

 

 

課題解決

やはりPBLなので,自分たちで問題を見つけ,自分たちで解決するわけです.

私たちのチームはふわふわした問題だったので,もっと深く掘り下げればよかったな〜って思いました.

3年後期に要求分析フローを学ぶ講義をとってるんですが,それを実行できたらよかったのになぁって思ってます.そしたらもっとがっちり問題とか固められたのに.

あと市場調査を早めにやっていればなぁとか…

これも言い出したら自分のマネジメント力不足なのでやめましょう…

次回こういうことをやるときは経験を活かせると思います.

 

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基本的に自分も,そしてメンバーも.何もかもが初めてだったので全てがギリギリなんですよね

でも,プロジェクトが始まった5月より自分もメンバーもみんな成長できたと思うくらいにいろいろ学べたし,いい経験になりました.たった7ヶ月でもこんなに成長できるんだっていう感じです.

 

やっぱり実践できるってすごい経験なんですよね.今回に関してはあくまでもPBL. ProjectをBaseにしたLearningなんですよ!!(?)

社会にでると失敗できないプロジェクト.今回は勉強しながらプロジェクトを回して試行錯誤するんです,失敗も許される(したくないけどね!)

学生のうちにこのような経験できるのはかなり強いと思います.

綺麗事を書きましたが,人間関係はやばいですね.邪悪な友人も書いてましたが.

まじでメンバーと関わるのがきつい時期もあった.編入前に戻りたいとか思ったり.

あと違う大学同士なので,メンバー間コミュニケーションがほぼないんですよね.

メンバー間の仲介役を一時期していたんですが,病むかと思った.

メンバーが困っているなら助けてあげたいと思ったけど,やりすぎて疲れた.

あと,一部メンバーと性格が合わなかったりしたので大変でした.つらすぎた.

エモくなった思い出

ここまで自分がPBLに参加して思ったことを書いてきましたが,思い出話を一つ.今回のタイトルにあるエモくなった話です.

 

自分のプロジェクト特有なのですが,合宿があります.

合宿ではプロジェクト参加大学すべてが1つの場所に集まり,1泊2日で気合でいろいろする会です.

合宿は企業の方やOB/OGの方がアドバイザーとして来てくださるので,いろいろ指摘されたします.言われているときはしんどいですが,正しいことを言われているので受け止めます.

そんな合宿では,自分たちのグループは最終的に何を目指すのか?ゴールを決めようということになりました.

ゴールを決める過程で,メンバーが思ってる今のグループの問題点とかあげてもらったんですが,みんないろいろ思ったことがありました.

こんなに問題だと思ってるんだと知って,まず自分がリーダーでいいのかよくわからなくなった.

次に,前述したように会議の進行が下手なので,進行できなかった.メンバーのほうが進行うまいし,なによりアドバイザーとなってくれた先輩たちがすごかった.やっぱり自分がリーダーでいいのかよくわからなくなった.(2回目)

結論をいうと,自分がリーダーでいいのかよくわからなくなった.(3回目)

 

わからなくなったけど,まだリーダー続けてます.いろいろ思うことがあったので…

1. アドバイザーの先輩が合宿中めっちゃ心配してくれた

グループメンバーで問題点あげていく過程で,些細な問題ありすぎてあまりあげれなかったんだけど,最後に先輩(OB)の方から「もっと問題点あるよね.聞いてあげられなくてごめんね」って書かれた付箋貼られてるの発見して泣いた.こんなことを先輩に思わせてしまったのだ.メンバーがこんなに問題抱えてるのに,絶望してるだけじゃダメだ,自分が動かないとダメだって思いました.あと,すごい支えてくれて,こんな感じでメンバー支えたいなって思った.リーダーになった以上,責任とって引っ張っていかなきゃね!

 

2. プロジェクトのメンバーから励まされた

「やりたいようにやればいい」とか「リーダーに正解なんてない」とか「自分の思うリーダーやればいい」とかとかとか.

メンバーから言われるのエモすぎるんだけど,これがなかったら放棄してた気がする.

これを言われたから,今は自分の思うリーダーをのびのびやっています.ありがとう.

 

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意識高いプロジェクト入っていろいろ大変でしたが,みんなに支えられてここまでこれた.みんなに感謝してるありがとう.

実は邪悪な友人に「成長できる機会だろ!!!!!」ってキレたのは私なんですけど,合宿周辺はしんどすぎて成長するの放棄してました.ブーメラン投げたわ.

合宿では,ここまで反転文字で書いてきたことやそれ以外もたくさん解決しましたが,もちろん解決できなかったことも…

いろいろあるけれど,それらは考えれば考えるほどストレスになり,自分が死ぬと思ったので諦めた.

そのほうが精神的にいいと思った.自分が破滅してリーダーできなくなるくらいなら考えるの放棄しようと思った.でもそれは甘えなので,もっと心に余裕がある人間になりたいね.

最後に

PBLはグループでやるので,つらいこともたくさんあるけれど,学びが多いカリキュラムだと思います.

編入してきて,このカリキュラムに参加できてとてもいい経験をできました.

高専時代のクソ人間から少しでも良い人間になれたかなと思っています(たぶん)

私が力不足なだけでこれを読んでる人たちはそんなことにはならないと思うので,もしPBLする機会あればぜひ楽しんでください!! 

 

同じ大学のプロジェクトのメンバーは「え?こいつ誰?」みたいな感じだったはずなのに,仲良くしてくれて,優しくしてくれて,嬉しかったです.

飲み会誘ってくれたときは嬉しかったよ本当に.

 

実は12/7が学内最終発表会で,プロジェクト学習から少し解放されました.

まだ活動は終わりませんが,いろいろなものから解放されたので少し休憩したいと思います.

また再来週からがんばるぞ~!

 

明日はとっしーさん!とっしーさんです!!!!!!!!!!!

エモみ生み出してくれるらしいので2日連続でエモくなりましょう!

 

 

 

 

はじめまして

はじめましての人ははじめまして

高専時代は自分が所属していた美術同好会のブログを書いていました

でも,自分のブログを開設したことはありませんでした!

今回開設した理由は

「ただ,苫小牧高専 Advent calendarを書きたかった」

なので,たぶんあんまり更新しません.

でも,暇人なのでたまに書くかも.そのときはどうぞ読んでください.

ちなみに,このブログの名前になった理由は「ゆめにっきに響き似ててかわいい」というだけで意味ないです